東京・神奈川県の給湯器交換は親子大工の安田工務店・山口建設

夏のエコキュートの給湯温度は50℃がおすすめ!電気代を節約す・・・|東京・神奈川の給湯器交換・リフォームは親子大工の安田工務店・山口建設

東京・神奈川県の給湯器交換は親子大工の安田工務店・山口建設
お問い合わせはお気軽 TEL046-651-3231[営業時間]9:00〜22:00 年中無休
Lineでお問い合わせ
各種クレジットカード対応

夏のエコキュートの給湯温度は50℃がおすすめ!電気代を節約する最適な温度設定とは?

「エコキュートの電気代が高くなった気がする…」
電気の基本料金が上がっていますので、そう感じる家庭が多いでしょう。

しかし、節電できる余地はあります。
猛暑が続く夏場のエコキュートの最適な使い方についてご存じでしょうか?
実はリモコンで設定する「給湯温度」が節電のカギなのです!

この記事を読むと、夏冬の最適な給湯温度や温度設定の変更方法、さらに節電効果を高めるポイントがわかります。

目次

1.なぜ「50℃」が夏におすすめなのか?

エコキュートのリモコンで設定する給湯温度は、夏場は「50℃」が最適とされています。
お湯は、タンクで沸かされた高温水に水道水を混ぜて温度調整され、シャワーや蛇口から出てきます。

夏は水道水の温度が高いため、温度設定を50℃にしても混合水栓で40℃前後の快適な温度が得られます。

(1)給湯温度を50℃にする理由

お湯は、配管を経由する過程で温度を奪われますので、実際に使用したい温度よりも給湯温度を高く設定します。
さらにそのお湯は、サーモスタット混合水栓によって水と混じり合い、温度調整されます。
その際に、混ぜる水の量が少なすぎると正常に機能が働かず、温度が不安定になります。

夏は水道水の温度自体が高いので、給湯温度が50℃であっても適量の水で温度調整することができます。

(2)50℃設定で湯切れしにくく節電もできる

リモコンでの給湯温度設定を50℃未満にすると、実際のシャワー温度がぬるく感じることがあります。
また、水圧が不安定になるため、シャワー時間が長くなり、結果的に電気代が増えることも。
シャワーの使用時間が長くなるということは、湯量が増えて電気代がかかりますし、湯切れを起こす可能性も高まります。

(3)高温にしすぎると貯湯効率が下がり、電気代が上がる

給湯温度を60℃以上の高温に設定すると、電気代が上がります。
目安としては、給湯温度の設定が2℃上がると、1ヶ月あたりの電気代はおよそ50円から150円上がります。
節電効果を期待するには、50℃が最適です。

(4)低温にしすぎると雑菌繁殖のリスクも

水温が20℃から45℃だと、健康に悪影響を及ぼすレジオネラ菌が配管内に繁殖するリスクが高まります。
節電効果を期待して、給湯温度を45℃以下にしてしまうと健康被害の恐れがありますので、リモコンで設定する給湯温度は低温にし過ぎないようにも注意してください。
高すぎず低すぎず、適切な温度設定が大切になります。

冬場のエコキュートの最適な温度設定は?

冬になると、リモコンで設定する最適な給湯温度は「60℃」に上がります。
これは配管を通る際の放熱や、サーモスタット混合水栓で混ぜる水が夏よりも冷たいためです。
50℃の給湯温度のままだと、シャワーを使う際にお湯がぬるくなりすぎてしまうのです。

60℃にすることによって電気代はその分だけ少し上がってしまいますが、快適にお湯を使うためにはリモコンで設定する給湯温度を夏よりも上げる必要があります。

2.エコキュートの給湯温度の変更方法

エコキュートでは、お湯を使う際に関わる温度が2種類あります。
一つは、タンク内であらかじめ沸かすお湯の温度(沸き上げ温度)。
もう一つは、リモコンで設定する給湯温度(蛇口やシャワーで使う温度)です。
ここでは、日常的に操作する、「リモコンで設定する給湯温度」について詳しく解説します。

(1)そもそも給湯温度とは?

エコキュートの「給湯温度」とは、リモコンで設定する、シャワーや蛇口から出るお湯の目安温度を指します。
ただし、実際の使用時には、水道水とタンク内の高温水を混ぜて温度調整されるため、リモコンで設定した温度と完全に一致するとは限りません。

また、季節によって水道水の温度が変わるため、設定した温度と実際の給湯温度には3~5℃程度の差が出る場合もあります。
たとえば、シャワーに適した温度が40℃前後であっても、温度設定を43~45℃にしてしまうと、思ったよりぬるく感じることがあります。
そこでおすすめなのが、温度設定を50℃程度にすることです。この温度にすることで、水と高温水の混合比が安定し、水圧や温度がブレにくくなるというメリットがあります。

(2)給湯温度とサーモスタット混合水栓の関係

サーモスタット混合水栓は、貯湯タンクから運ばれてくるお湯と水道水を混ぜ合わせ、温度を調整する仕組みです。
シャワーの温度は、エコキュートのタンクから運ばれる高温水と水道水を混ぜてつくるため、設定された給湯温度と直接一致するわけではありません。

適切な温度設定にすることで、混合比が安定し、水圧・温度ともに快適な使用が可能になります。
混ぜ合わせる水道水の量が少ないと、サーモスタット混合水栓の機能がうまく作動せず給湯温度が不安定になったり、シャワーの水圧が弱いといった問題が発生します。
温度設定が高い方が必要とする水の量も多くなるため、お湯の総量が増え、水圧も強くなります。

(3)メーカー別・給湯温度の変更方法

ここからは、メーカー別の給湯温度の変更方法についてご紹介していきます。
台所リモコンと浴室リモコンで優先権を変えなければ、温度変更ができないので注意してください。

パナソニック

リモコンの「三角スイッチ」(▲▼)を押す。

ダイキン

リモコンの「給湯温度」の▲▼を押す。

日立

リモコンの「給湯温度」の▲▼を押す。

三菱

リモコンの「温度」の調整ボタンを押す。(60℃以上の設定になると注意音が鳴る)

東芝

リモコンの「給湯温度」の▲▼を押す。

コロナ

リモコンの矢印ボタンで変更する。(50℃までは1℃刻み、50℃以降は60℃のみ)


このように、どのメーカーであっても、リモコンの操作で給湯温度は簡単に変更できます。

3.温度設定だけじゃない!夏のエコキュート節電ポイント

節電効果が大きく期待できるエコキュートは、温度設定以外にも節電できるポイントがあります。

(1)昼間に使いすぎない|夜間電力の活用と時間設定の見直し

エコキュートは、安い夜間電力を利用してお湯を貯めるので節電効果が大きいのですが、湯切れなどで昼間に沸き増しを行うと電気代が高くなってしまいますので注意が必要です。

また、契約している電力会社のプランを見直すと、お得に利用できる時間帯がはっきりします。
例えば東京電力のスマートライフプランであれば、午前1時から午前6時までが安い夜間電力になりますので、この時間帯にお湯を貯めるよう設定するのがいいでしょう。

(2)「エコモード・おまかせ運転」の活用

エコキュートは、メーカーごと、またはグレードによって機能が異なりますが、ほとんどの製品には「エコモード・おまかせ運転」が搭載されています。
「エコモード・おまかせ運転」は、エコキュート自体が学習し、毎日沸き上げる湯量を調整して最適にしてくれる機能です。
残湯量が集中湯量を下回ると予測された場合は、夜間電力以外の時間帯でも沸き増すことになり、電気代がかかりますので注意が必要になります。

パナソニックでは「おまかせ節約」、ダイキンでは「おまかせモード」、日立では「おまかせ節約」、三菱または東芝では「おまかせ」、コロナでは「おまかせ省エネ」という名称となっています。

(3)シャワー・お風呂の使用量見直し

湯切れを起こしてしまうと、昼間に沸き上げが必要になり、電気代が余計にかかります。
使用する湯量は季節ごとに、しっかり見直すことが大切です。

冬は使用するお湯の量が増えますので、省エネモードよりも沸かすお湯の量を増やして設定しましょう。
夏は使用するお湯の量が減りますので、省エネモードに戻すのがよいでしょう。

(4)ピークカット設定

電力会社との契約がピークシフトプランの場合、お湯を使うピークの時間帯に沸き増しをすると、電気代がかなり高くなります。
それは、ピークの時間帯の電気料金の単価が高く設定されているためです。

エコキュートの「ピークカット設定」をすると、設定をした時間帯に湯量が少なくなっても、自動沸き増しをすることはありません。
節電のためには、このピークカット設定はしておいた方がよいでしょう。

(5)追い焚きよりも高温足し湯

エコキュートの節電を考慮すると、安い夜間電力の時間帯以外は電力を消費したくありませんので、浴槽のお湯は「追い焚き」や「自動保温」をせずに、「高温足し湯」で対処することが大切です。
これは前日に湯張りした場合も同様で、沸かし直しをするよりも、お湯をすべて抜いて再度湯張りし直した方が省エネ効果は高くなります。

(6)旅行など不在時は休止モード、長期の場合は水抜きも

旅行など、数日間家を空けるの際にエコキュートをそのままにしておくと、毎日無駄にお湯を沸かすことになってしまいます。
不在にする期間が2週間以内であれば、「沸き上げ休止機能」を設定しておくと休止ができます。
また、設定によって帰宅後に沸き上げが再開されるので、すぐにお湯を使うことが可能です。

2週間以上の長期不在の場合は、衛生面を考慮して貯湯タンクの水抜きを行ってから、エコキュートの電源をOFFにするのがおすすめです。
再び使い始める際は、貯湯タンクに水を張ってから電源をONにします。
沸き上げには5時間ほどかかるため、すぐお湯が使えない点には注意が必要です。

(7)定期的なメンテナンス

不具合や故障などで余計な出費をかけないよう、日常的にフィルターの清掃や水抜きの作業を行ってエコキュートを長持ちさせるようにするとよいでしょう。
プロによる点検やメンテナンスも必要になりますが、定期的に点検してもらうことはエコキュートの寿命を延ばすことにもつながります。

(8)タンクの湯量設定を「少なめ」に切り替える

貯湯タンクの湯量設定についても、状況によって切り替えるとよいでしょう。
来客の予定があるときには「多め」、通常は「おまかせモード」、旅行など外出が多くなる時期は「少なめ」というように使い分けると、節電効果が高まります。

わが家に最適なタンク容量は?

貯湯タンクは、家族の人数やライフスタイルに合わせて選びます。
夫婦2人であれば、最小の320Lで問題ありません。
4人家族であれば、子どもが小さな頃は370Lで十分なのですが、将来のことを考えるとひとつ大きな460Lを選択しておいた方が、湯切れによる日中の沸き増しを防ぐことができますのでお得です。

4.よくある質問

Q1. 50℃に設定すると、シャワーやお風呂がぬるく感じることはありませんか?

給湯時には、50℃の貯湯を水と混ぜて使うため、体感温度には問題ありません。
むしろ夏は水温が高いため、40℃前後の快適な温度が出やすくなります。
どうしてもぬるいと感じる場合は、一時的に温度を上げるか、混合水栓の設定を調整してみましょう。

Q2. 給湯温度を下げると、お湯の量が足りなくなりませんか?

一般的に家族の人数やライフスタイルに応じたタンク量であれば、50℃でも湯量は十分です。
ただし来客がある日や、お風呂を続けて複数回使用するような日には、湯量設定を「多め」に変更するなどの調整が必要です。

Q3. こまめに温度を変更した方が節電になりますか?

頻繁な温度変更よりも、季節に合わせて最適な温度に設定し、エコモードやおまかせ運転を活用するほうが効率的です。
電気料金の安い深夜時間帯に沸き上げが集中するように設定することが重要です。

Q4. 夏と冬で給湯温度を変えた方がいいのですか?

はい。季節に応じて温度設定を調整すると効率的です。
夏は50℃前後、冬は55℃~60℃が目安です。水温が低い冬は高めの設定の方が快適なお湯が得られやすくなります。

Q5. 給湯温度を下げると、エコキュートの寿命に影響しますか?

一般的に、給湯温度の上下はエコキュートの寿命に大きく影響しません。
ただし、機種によっては低温設定が頻繁すぎると、配管内に汚れが付きやすくなる可能性もあるため、なるべく定期的に点検や洗浄を行いましょう。

Q6. 深夜電力の活用ってどういうこと?

エコキュートは主に夜間にお湯を沸かす仕組みになっており、夜間の電気料金が安いプランを活用することで、電気代の節約ができます。
日中にお湯切れすると電気料金の割高な時間帯に再加熱が発生し、電気代が上がることがあるので、お湯の使いすぎには注意が必要です。

5.まとめ

エコキュートの最適な給湯温度と節電方法についてお伝えしました。
エコキュートは、ランニングコストを大幅に軽減することができます。
今回ご紹介した方法を活用していくとさらに節電効果を期待できますので、ぜひ実践してみてください。

なぜ?大工さんが給湯器の交換をするのか?
お湯が出ない場合の対処方法!まずはこれを確認してください。
戸建て住宅にお住まいで給湯器交換を考えている方へ
マンションにお住まいで給湯器交換を考えている方へ
給湯器の価格について
給湯器の保証について
ガス給湯器の交換とは?
ガス給湯器交換業者の選び方とは?
ガス給湯器交換後のアフターメンテナンスについて
女性が一人でも安心して頼める給湯器交換業者さんを選んでください
給湯器が壊れた!|修理について詳しく解説
そろそろ給湯器の交換かな?と思ったら
ガス給湯器の交換サインとは?|寿命と価格相場について
リモコンにエラーコードが出ている場合は一度こちらをご覧ください

弊社で給湯器の工事をされたお客様の喜びの笑顔をご覧ください!

エリア別 給湯器施工事例

神奈川エリア
横浜エリア
川崎エリア
相模原エリア
東京エリア
その他エリア

公式Line登録はこちら